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公益財団法人 建築技術教育普及センター
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「QUA クウェイ」 アーカイブ

※以下リンクより各号の掲載内容をご覧いただけます。

2006 Spring NO.34 (2006年3月発行)

掲載内容

まちを歩く

<三軒茶屋 世田谷線>界隈

INTERVIEW/建築人登場

野生司 義光さん

文学の中の美食散歩

重金 敦之

QUA CHANNEL

「米国におけるインテリアデザイナー資格制度について1」

QUA INFORMATION

・平成17年一級・二級・木造建築士試験、建築設備士試験、平成17年度インテリアプランナー試験の合格者の発表について

表紙の言葉

高橋 文平の世界
イギリス・サイレンセスター 「待ちに溶けんだカラフルな家々」
あえてシーズンオフの冬に訪れたコッツウオルツ地方の町、サイレンスター。予想以上に町は静か。ほとんど一日中空はどんより・・・・。午後は4時ごろから暗くなってしまう。スケッチ出来る時間は夏の半分。覚悟はしていたが寒さも手伝って気が滅入ってしまう。そんな時これまた予想害のカラフルな家々・・・・。沈んだ心がちょっと元気になる。古いまちになんだかうまく溶け込んでいる。節度ある微妙な色使いなのか?暖かい季節にまた行ってみたい。

2005 Autumn NO.33(2005年10月発行)

掲載内容

まちを歩く

<北区 西ヶ原・王子>界隈

INTERVIEW/建築人登場

常木 康弘さん

文学の中の美食散歩

重金 敦之

QUA CHANNEL

「フィンランドの建築教育2」

QUA INFORMATION

・APECエンジニア(建築構造技術者)の平成17年度新規審査及び登録更新審査について
・建築設備士関係団体CPD協議会のプログラム認定の変更について

表紙の言葉

高橋 文平の世界
フランス・パリ 「パリの夕日」
モンマルトル辺りの小径。寺院の階段登りでちょっと疲れた。道端に小さな折り畳み椅子を出して腰掛ける(パリは犬の糞がやたらと多い。私のいつものスタイルの「地面にあぐら」は禁物)。ゆっくり画材を取り出す。中はよく見えないが妖しげな(?)カフェ・・・・。昔、若い沢山の日本人画家もきっとこの石畳の上を何度も歩いていたんだろうなと「気分」に浸って一枚。少し濁った冬のパリの夕空。

2005 Summer NO.32(2005年7月発行)

表紙の言葉

高橋 文平の世界
イタリア・ヴェネチア 「運河のまち」
35年ぶりのイタリア。ここヴェネチアは初めてである。小雨降る冬の午後。迷路のような小径を傘をさしながらホテルを捜す。みるみる辺りは暗くなる。たまに出くわす人は私と同じように地図を片手に迷い人。同じ地区を行ったり来たり。ようやくホテル発見!古いホテル、中は大改修中。よく来てくれたとフロントマン(支配人)が歓迎してくれた。次の朝は雨もすっかり止み、空と運河の水の色に感動!

2005 Winter NO.31(2005年2月発行)

掲載内容

まちを歩く

<川崎>界隈

INTERVIEW/建築人登場

川村 純一さん

文学の中の美食散歩

重金 敦之

QUA CHANNEL

「APECアーキテクト登録の開始について」

QUA INFORMATION

・平成16年一級・二級・木造建築士試験、建築設備士試験の合格者の発表について
・建築設備士CPD実施状況について

表紙の言葉

高橋 文平の世界
ポルトガル・エヴォラ 「至福のひと時」
連日38C。日向ではとても描いていられない。一杯100円程の立ち飲グラスビールを飲んでもすぐにのどが乾いていしまう。歩き疲れてここジラルド広場(エヴォラの中心地)のオープンカフェでひと休み。街一番の社交場でもある。のんびりとただ黙って座っている旅の老婦人、分厚い本をずうっと読んでいる人、黙々と遅がけの昼食を取っている人、少し離れたところで笑い声も聞こえる。私はまた描くことにした。気持ち良く描けた。またグラスビールを注文した。陽はまだ頭の上。

2004 Winter NO.30(2004年10月発行)

表紙の言葉

高橋 文平の世界
ポルトガル・エストレモス 「心地よい人々との触れ合い」
あまり日本からの観光客は来ないこのエストレモスの街。もの凄い暑さの続く日々でした。カンカン照りの芝生の上で描いていると、道の向こうのガソリンスタンドマンが「暑くないのか?大丈夫か?」とのぞきに来ます。窓から外をぼんやりと見ていたご主人と目が合い確認のためにと道を尋ねると一生懸命教えてくれます。人なつっこい人々に接していると暑さも疲れも忘れてつぎつぎ描いてしまいます。

2004 Spring NO.29 (2004年6月発行)

表紙の言葉

高橋 文平の世界
ポルトガル・ポルト 「日常を垣間見る」
ポルトガル第二の都市ポルト。サン・ベント駅を背にしてすぐ左のところに建つこの建物は、今はほとんどの階が廃部屋になっている様子であるが、パラソルが描く気にさせてくれた。前回訪れた時はもう少し人が住んでいたように思う。駅から歩いて一分もかからない立地だが、いつまで頑張って建っていてくれるのだろうか・・・・・・。

2004 Winter NO.28 (2004年1月発行)

表紙の言葉

高橋 文平の世界
ポルトガル・オビドス 「こころ和む町」
城壁に囲まれた小さな町、オビドス。幾たびか訪れている。裏道も全て歩いたと思う。いつ来ても描きたくなる街角。観光地ではあるがここに人々の日々の暮らしがしっかりとある。城門の傍のカフェでエスプレッソとたばこで一服。不思議な時がゆっくりと流れる。このままず~っとここで描きつづけていたいと思う。

2004 Autumn NO.27 (2003年9月発行)

表紙の言葉

高橋 文平の世界
ポルトガル・アマランテ 「縁結びの教会」
ポルトガルには沢山の鱈料理がある。この日はいつもより少し上等なレストランで昼食。はがき絵が一枚描き上がった頃、ニンニク味のこんがり焼けた大きな切り身が!ビールも旨かった。午前中に3枚程描いたのだが、また描きたくなってきた。すぐ下の壊れそうな渡り板を歩いて中洲へ。砂利の上に座り込んで一枚。足元で小魚が泳いでいた。

2003 Spring NO.26 (2003年5月発行)

表紙の言葉

高橋 文平の世界
ポルトガル・リスボン 「アルファマにて」
旧市街のアルファマへ下りて行く階段の途中で描いていた。買い物帰りのおばさんや近所の子供達がのぞいてゆく。ほとんどの人達が声を掛けてくれる。「リンダ!リンダ!」(きれいだよ。)「ぼくも描いてみたい」と隣に座り込んで描き上がるまで黙って見届けてくれた老人もいた。

2003 Winter NO.25 (2003年2月発行)

表紙の言葉

石井 崇の世界
ポートワインの故郷
ポートワインの旨さが分かるようになったのは、50歳を過ぎてからだった。甘さが災いして、敬遠していたのだ。ところが、ポルトの街に滞在し、居酒屋にかよい、ようやくその旨さに開眼したのだ。 少なくとも25年以上熟成したものがよい。香り、コクといい、別世界が広がった。ポートワインの故郷を求めて、ドウロ川を遡った。両岸すべてブドウ畑、あの香りがいまにも沸き立つような風情だった。

2002 Autumn NO.24 (2002年11月発行)

表紙の言葉

石井 崇の世界
南フランスの猟師まち「セ」
南フランスをぶらりたびした時、たまたま訪れた漁港のまち。観光地と違って土地の人たちの生活が色濃く感じられた。このまちでは、初夏に催されるレガッタの競争が有名だという。宿泊した川沿いの小さなホテルの窓から、波に揺れるレガッタが並んでいた。

2002 Spring NO.23 (2002年5月発行)

表紙の言葉

石井 崇の世界
スペイン・フォンダーレス
私の住んでいる村・フェレイローラから隣村フォンダーレスまでは、畑を縫うように小路が続く。この頃、トレッキング流行でストックを突きながら行進するワンゲル隊に出会い、驚かされる。私には小一時間かけての散歩コースなのだ。絵の坂道を登り、村をぬけ、メシニージャ村の居酒屋で一杯地酒コスタを飲み、帰りは街道を歩いて帰る。もう12年も住んでいる、シエラネバダ山脈南西にある、小さな村の日常の風景である。

2002 Winter NO.22 (2002年2月発行)

表紙の言葉

石井 崇の世界
赫い城
南スペインのグラナダに、アラブ時代の居城アルハンブラがある。池のある中庭や大きな浴室などから、その昔の暮らしぶりが偲ばれる。光を大胆に取り入れ、アラベスク模様に囲まれた内部空間は、現代建築のルーツを感じる。アラブ人たちは負け戦の日々のなかで、めげずにこの居城を作ったのは、理念を超えた美意識によるものだったのだろう。

2001 Autumn NO.21 (2001年11月発行)

掲載内容

まちを歩く

<函館(ベイエリア・元町)>界隈

INTERVIEW/建築人登場

栗生 明さん

映画名所図鑑

冨田 均

QUA CHANNEL

「WBTと建築教育」

QUA INFORMATION

・『APECアーキテクト・プロジェクト・ミーティング』が開催されました。
・平成12年APECエンジニア審査・登録と平成13年度第1回審査申請申込の状況について

表紙の言葉

石井 崇の世界
ポルトガル・リスボン
リスボン滞在中は、よく路面電車に乗った。どれも出発はコメルシオ広場だから、番号さえ確認しておけば、適当なところで降りて歩き、また乗れば立派な市内観光になる。まちの様子を知るにはうってつけの方法だ。28番電車に乗ると、東の丘、アルファマ地区をたっぷりと味わえる。急勾配の細い坂を抜け、イワシの炭火焼きの煙にむせ、盛大な洗濯物の中をくぐったり・・・、下町気分を満喫できる。この地区は1755年にリスボンを襲った大地震の被害にもあわず、昔のままの古い建物が多く残っている。

2001 Summer NO.20 (2001年8月発行)

表紙の言葉

石井 崇の世界
ポルトガル・カダケス
陽光の穏やかな地中海に面した漁港カダケスは、バルセロナからフランスに向かう途中にある。新しい建物を認めないこのまちは、昔のままのたたずまいである。入り組んだ海岸線にそって小路が続いている。小さな入り江の左側の可愛いレストランに入った。前菜の紫ウニの新鮮さに満足。勘定はびっくりするほど安かった。理由がわかった。入り江の岩肌にビッシリとウニがついていたのだ。

2001 Spring NO.19 (2001年5月発行)

表紙の言葉

石井 崇の世界
モロッコ・シャウエン村
地中海からアトラス山脈に沿って数十キロ内陸に入ったモロッコの地に、シャウエン村がある。今ではエスニックなモロッコ原風景を求めて若い旅行者が世界中から集う。山の中腹に白壁と陸屋根の集落がポツンと浮き立つ村、実はこの一帯は大麻の生産地でもある。おかげで村は潤っている。何が幸いするかわからない。しかし、シャウエンの坂道や市場(メジナ)が保たれているのも、もうわずかかも知れない。

2001 Winter NO.18 (2001年2月発行)

表紙の言葉

石井 崇の世界
スペイン・セビリア近郊にまち アルカラ・デ・グアダイラ
アルカラ・デ・グアダイラに住んでいた頃、散歩コースのひとつは近くにあるアラブ時代の城跡に登り、犬の吠える声や風にわたる音を聴きながら、しばし眺めることだった。この城跡は10年間すんだ思い出のイコンである。冬の一日、立ち枯れた草が雨にぬれ、ハーブティのような香りに満ちた城跡、空にはつかの間の虹。冬の私だけの祭り日だった。(ファン・ラモン・ヒメネスの詩集『ブラテーロと私』から題材を得て描いた。)

2000 Autumn NO.17 (2000年11月発行)

掲載内容

まちを歩く

<幕張>界隈

INTERVIEW/建築人登場

山嵜雅雄さん/堤 有紀子さん

映画名所図鑑

冨田 均

QUA CHANNEL

「知的財産権と建築」

QUA INFORMATION

・インテリアプランニング賞2000受賞作品発表
・今秋にNCARBとの協議を実施
・『APECエンジニア』の登録審査の申請受付が始まります

表紙の言葉

石井 崇の世界
ポルトガル・エシュトラマドゥーラ地方
リスボンから30kmほど離れたマフラのまちには、もと修道院だった博物館がある。15世紀にはじまった大航海時代の栄華がしのばれる。20世紀、ポルトガルはヨーロッパ諸国へ、百万人を超える移民を送り出した。時代とともに国の立場は変わっても、人々の日常生活は、カソリック教の宗教儀式によって仕切られ今に至っている。

2000 Summer NO.16 (2000年8月発行)

掲載内容

まちを歩く

<三田・麻布・広尾>界隈

INTERVIEW/建築人登場

アジア的な建築が、これまでの閉鎖的空間から脱却するカギになると思う
古市 徹雄さん

シネマの中の建築物

日本映画では、近代化と先進性を目指した多くの建築物が映像の中で活躍していない
木村 奈保子

QUA CHANNEL

「『APECエンジニア・ワークショップおよび第2回調整委員会』について」

QUA INFORMATION

・『建築設計資格制度調査会』が設置・開催されました
・人にやさしい建築・住宅推進協議会の活動について
・平成11年度建築技術教育普及基金助成報告
・平成12年建築設備士更新講習のご案内

表紙の言葉

平松 礼二が描く風景
夏・フランス
初夏のノルマンディ。セーヌ河ぞいにドーバー海峡をめざして走る。シベルニーを過ぎ一時間も走っただろうか、古い村に入った。近くの農家がじっくりと見たくて県道から村道に入る。細い道をわけ入ってゆくと突然野生のポピーの群生地に出会う。緑一面の草原にびっしりの赤い花。夢中で写生に取り組む。描きながら移動するうちに水門をかねた建物を見つける。タイムトンネルをくぐったような不思議な時間を描きながらしばらく楽しんだ。

2000 Spring NO.15 (2000年5月発行)

表紙の言葉

平松 礼二が描く風景
春・タイ国境
タイ・バンコク発のタイ旅行もいいが、メインルートは西洋化してしまっている。国境付近の混合文化に大変興味を持っている。ビルマ、タイ、ベトナムなどそれぞれの国境が今ほど厳重でない頃、おそらく生活風景はもっと刺激的で面白かったに違いない。この旅は中国からタイを見たくて入った。泰族自治区、高床式の住居に住み、どこからも中国の匂いはしてこない。タイ国内の民家より、かたくななまでのタイ人生活を強調している。水かけ祭りの数日前といい、準備を楽しむ彼らの笑顔が忘れられない。

2000 Winter NO.14 (2000年2月発行)

掲載内容

まちを歩く

<上野・谷中>界隈

INTERVIEW/建築人登場

コンピュータではなく人間にしかできない領域に挑戦していきたい
佐々木 睦朗さん

シネマの中の建築物

映画の世界では人と場所の適切な組み合わせが感動をつくっていく
木村 奈保子

QUA CHANNEL

「新千年紀、建築専門職能者システムの方向を考える」

QUA INFORMATION

・データで見る平成11年一級・二級・木造建築士試験、建築設備士試験及び平成11年度インテリアプランナー「一次試験(学科)」の合格者の発表について
・APECエンジニア第1回調整委員会に当センター出席
・インテリアプランニング賞2000の募集

表紙の言葉

平松 礼二が描く風景
冬・フランス
パリからドーバーへ流れるセーヌ河の中ほど、地図を見誤って国道から外れてしまった。小さな道路標示が多くて読み取れなかったのだ。しかし、災い転じて福となった。迷って走った先に古い漁港に出た。街といっても前は街だったと言い直した方が当たっている。人が歩いていない。不安ながらも昼の食料品を探しに出た。どうにかサンドイッチにありつけた。聞いてみると14世紀に栄えた街だという。必ず再訪を誓うほど、古き良きフランス・ノルマンディ。

2000 Autumn NO.13 (1999年11月発行)

掲載内容

まちを歩く

<青山・表参道>界隈

INTERVIEW/建築人登場

住宅と社会、そして都市の今後の関係性のケーススタディにトライしていきたい
高橋 晶子さん

シネマの中の建築物

映画の中の壮大な建物たち その存在感は人間がどう絡むかで決まってくる
木村 奈保子

QUA CHANNEL

「建築設計資格制度の国際相互認証のためのフレームワーク概要」

QUA INFORMATION

・第3回まちなみ講演会「日英の建築家を招いて」を開催
・NCARBとの協力関係の再確認と今後の相互認証のあり方について
・建築技術教育普及基金による調査・研究等の助成について

表紙の言葉

平松 礼二が描く風景
中国・冬の月鏡湖
大陸への旅で特に印象深く残っているのは南のほうが多い。少数民族が多いからだ。 昆明からの旅はめくるめく感動の連続だった。 思芽、景共、四双版納、大理はその地方自体が一国のような形態をとっており、民族史上も興味がつきない。 思芽というところから車で十時間も走ったろうか、月鏡湖という小さい湖(池)にでた。 4年前から風景は変わらないと村人はいう。 この雄大な時間の過ぎかたに言葉を失っている。

1999 Summer NO.12 (1999年8月発行)

掲載内容

ねじめ正一の純情ぶらり旅

蔵造りの町並みに「江戸の母」川越の商人魂を見た

INTERVIEW/建築人登場

建築家である以上、建築が持っている固まってしまった形式を変えたいと思っている
元倉 眞琴さん

シネマの中の建築物

石造りの建物が建ち並ぶ街 トルコ/イスタンブール
渡辺 祥子

My Favorite Place

「Shall we ダンス?」の街・ブラックプール
亘 肇夫

QUA CHANNEL

「西太平洋における建築資格登録に関する地域フォーラムに参加して」

QUA INFORMATION

・平成11年建築設備士更新講習のご案内
・「インテリアプランニング賞'98」入賞作品を「'99グッドリビングショー」へ出展しました
・平成10年度建築技術教育普及基金助成報告
・人にやさしい建築・住宅推進協議会の活動について

表紙の言葉

平松 礼二が描く風景
フランス・夏のトロービル
短い夏だ。自動車のうしろにキャンプ車をひっぱってパリジャンはこの辺りの海辺へひた走る。 海岸通りは肌寒い夏にもかかわらず、バカンスの客であふれかえっている。 私達の車は午後の光の中、トロービルの街に入った。 運転疲れの友達を労うため、路上に店開きするカフェに腰を下ろした。 早朝から写生地を転々として疲れがでてきた。 知人と顔を見合わせてすすりカプチーノと一片のケーキは何よりの妙薬だ。 海鳥が騒々しく飛び交う。そういえば、この辺りの家の屋根に動物の彫刻をのっけているのが多い。 疲れ果てているのに、また絵ごころがむっくり起き上がる。

1999 Spring NO.11 (1999年5月発行)

掲載内容

ねじめ正一の純情ぶらり旅

「高円寺純情商店街」子供の頃の思い出がつまっている懐かしい町・高円寺

INTERVIEW/建築人登場

生活の原点は住宅にあり そこから共通する問題が見えてくる
平倉 直子さん

シネマの中の建築物

映画に見るクライスラー・ビルディングの受難 ニューヨーク
渡辺 祥子

My Favorite Place

私を優しく受けとめてくれた街・フィレンツェ
足立 さつき

QUA CHANNEL

「アメリカ合衆国における試験のコンピュータ化と建築家登録試験(その2)」

QUA INFORMATION

・第3回まちなみ景観講演会のご案内(予告)
・「インテリアプランニング賞'98」入賞作品パネルを「第18回西日本トータルリビングショー」に出展
・建築士指定講習受講者のデータ管理について

表紙の言葉

平松 礼二が描く風景
春・北京
中国・北京の故宮へはずいぶん通った。中国の各地へ旅行する折に立ち寄った。 その時に「この建築群を全て描いてみたら、まだ誰もいないよ」と故宮博物院の人に言われて、話にのってしまった。 留学許可を取り、北京に住みついた。二十号大の画紙を用意した。天安門はあとに残して、「午門」から描きはじめた。 遅い春が来ると、一斉に樹木が芽吹く。 若葉がキラキラ輝いて緑の水の中に泳いでいるようだ。 故宮建築群を描き終わったら、秋風が吹いていた。

1999 Winter NO.10 (1999年2月発行)

掲載内容

ねじめ正一の純情ぶらり旅

「風の棲む町」庄内・酒田は人情にあふれていた

INTERVIEW/建築人登場

ワークショップ形式をとるとダイレクトな意見が返ってくる
小嶋 一浩さん

シネマの中の建築物

「エビータ」の眠る街 ブエノスアイレス
渡辺 祥子

My Favorite Place

私を優しく受けとめてくれた街・フィレンツェ
足立 さつき

QUA CHANNEL

「アメリカ合衆国における試験のコンピュータ化と建築家登録試験(その1)」

QUA INFORMATION

・データで見る
 ・平成10年10月11日に実施した一級建築士試験「設計製図の試験」
 ・平成10年二級・木造建築士試験
 ・平成10年建築設備士試験
 ・平成10年度インテリアプランナー「一次試験(学科)」の合格者の発表について
・インテリアプランニング賞'98入賞パネル展示会予定
・平成9年度建築技術教育普及基金助成報告
・人にやさしい建築・住宅推進協議会からのお知らせ 「ハートビル・ガイドブック 実務に役立つ人にやさしい建築支援情報資料集」の出版について

表紙の言葉

平松 礼二が描く風景
冬・台湾
中国大陸へはずいぶん通ったものの、もうひとつの中国、台湾を忘れていた。台北へ故宮へ行きたいなと思っているとき、朗報が舞い込んだ。 台湾の高雄市立美術館と台北市立美術館が「平松礼二展」をしたいという。渡りに船で開催することとなった。 高雄は台北の南端。最近港湾が整備されたアジア有数の貿易港となった。 予想を超えて60階建の超高層ビルが空に向かっている。初めての日本画展覧会は5万人の入場者で成功だった。 高層ホテルの窓から発展する高雄港を描いてみた。

1998 Autumn NO.9 (1998年11月発行)

掲載内容

ねじめ正一の純情ぶらり旅

思い出がぎっしりつまっている町 吉祥寺

INTERVIEW/建築人登場

内と外のコミュニケーションを大切に考えた仕事をしていきたい
郡 裕美さん/遠藤 敏也さん

シネマの中の建築物

上海から始皇帝の城 咸陽宮へ
渡辺 祥子

My Favorite Place

芸術があふれている街・モスクワ
斎藤 友佳理

QUA CHANNEL

「NCARB(全米建築登録委員会協議会)について」

QUA INFORMATION

・インテリアプランニング賞'98発表
・建築士法及び建設業法における建築設備士に係る改正事項について
・「日本インテリアプランナー協会協議会」設立について

表紙の言葉

平松 礼二が描く風景
フランス 秋のノルマディ地方
ベルノンを写生の基地にした。ここはフランスノルマンディ地方の入口となる。 理由があって、ここから4kmくらいのところにある、クロードモネの美術館とコンタクトがとれて、閉館時にあの、印象派の立役者モネが気づいた日本庭園を描くことだ。 冬が近づいて早い気流が動く小寒の中をじっくりと写生する。 連日の格闘で少々疲れてきた。モネ美術館の裏にある小高い丘に登った。 クロード・モネが愛したシベルニー村が一望できる。

1998 Summer NO.8 (1998年8月発行)

掲載内容

原平が往くおもしろ空間

思い出探検 懐かしい心地良さを感じる港町・門司
赤瀬川 原平

INTERVIEW/建築人登場

一人ひとりが自立するための環境整備が大切
園田 眞理子さん

シネマの中の建築物

あらゆる要素が混在したエネルギッシュな街・香港
永 千絵

My Favorite Place

生きるためのパワーがみなぎる街・香港
野田 宏子

QUA CHANNEL

「米国における建築家登録試験の受験料の引き上げとテキサス州の対応」

QUA INFORMATION

・平成10年建築設備士更新講習のご案内
・建築士指定講習受講者のデータ管理について
・人にやさしい建築・住宅推進協議会の活動について

表紙の言葉

安野光雅が描くヨーロッパの風景
フランスの村

1998 Summer NO.7 (1998年5月発行)

掲載内容

原平が往くおもしろ空間

隠れた散歩エリア 突風の臨海副都心
赤瀬川 原平

INTERVIEW/建築人登場

「環境共生住宅」は、今やっと入り口にたどり着いた。
岩村 和夫さん

シネマの中の建築物

まちのどこを見ても映画の中で見たことのある風景 それがニューヨーク
永 千絵

My Favorite Place

ふところの深い街・サンフランシスコ
福田 里香

QUA CHANNEL

「フィンランドにおける建築家資格と職能団体」

QUA INFORMATION

・第2回まちなみ景観講演会「日仏アーバン・アーキテクトを招いて」を開催
・「インテリアプランニング賞'98」応募締切りせまる!

表紙の言葉

安野光雅が描くヨーロッパの風景
ウッス(ベルギー)

1998 Winter NO.6 (1998年2月発行)

掲載内容

原平が往くおもしろ空間

城の町・小田原
赤瀬川 原平

INTERVIEW/建築人登場

都市には風土の色がある。その色が人々を育ててきた。
尾崎 真理さん

シネマの中の建築物

「ダーティ-・ハリー」初めてアメリカを感じた町 サンフランシスコ
永 千絵

My Favorite Place

日本の軽井沢を思い出させるフィリピン・バギオ
小川 聖子

QUA CHANNEL

「英国における建築関係職能者の継続教育システム」

QUA INFORMATION

・データで見る平成9年一級・二級・木造建築士試験、建築設備士試験合格者及び平成9年度インテリアプランナー「一次試験(学科)」合格者の発表について
・インテリアプランニング賞'98募集

表紙の言葉

安野光雅が描くヨーロッパの風景
オットン

1997 Autumn NO.5 (1997年11月発行)

掲載内容

原平が往くおもしろ空間

銀座・有楽町界隈
赤瀬川 原平

INTERVIEW/建築人登場

みんなが使えるゆったりした「ハートトイレ」を提案していきたい。
坂本 菜子さん

シネマの中の建築物

「ベルリン・天使の詩」戦争の爪跡を今に残す ヴィルヘルム皇帝記念教会
永 千絵

My Favorite Place

いつも新しい味、料理に出会える街・北京
高木 順子

QUA CHANNEL

「米国における建築家継続教育制度について」

QUA INFORMATION

・平成8年度建築技術教育普及基金結果について
・人にやさしい建築・住宅推進協議会からのお知らせ-「ハートビル・マニュアル【トイレ編・第1集】」出版-

表紙の言葉

安野光雅が描くヨーロッパの風景
ラ・ロッシュ

1997 Summer NO.4 (1997年8月発行)

掲載内容

清順散歩

鈴木清順が語りかける運河の街・小樽を訪ねて

INTERVIEW/建築人登場

オーディエンス教育―もっと人が住む心地よい建物について考えよう
稲葉 武司さん

ドラマの中の建築物

東京タワーの40年
泉 麻人

My Favorite Place

ミシガン湖に沈む夕日の色は、思い出の色
仲道 郁代

QUA CHANNEL

「アメリカ合衆国におけるコンピュータ化された建築家登録試験について」

QUA INFORMATION

・美しいまちなみ景観に関する講演会を開催
・建築士指定講習受講者のデータ管理について
・人にやさしい建築・住宅推進協議会からのお知らせ―「ハートビル・マニュアル【トイレ編・第1集】」出版、ハートビル法シンボルマークの標準プレート作成―

表紙の言葉

安野光雅が描くヨーロッパの風景
ワイク・バイ デュールステーデ郊外

1997 Spring NO.3 (1997年5月発行)

掲載内容

清順散歩

鈴木清順が「紫」の香り漂う野田を訪ねて

INTERVIEW/建築人登場

誰でも自由に入り、気に入ったらば立ち止まって話をしてほしい「建築フォーラム」
鳥谷部 真さん

ドラマの中の建築物

「ドラマの中の橋」
泉 麻人

My Favorite Place

光りと影が見え隠れするベネチアは不思議な魅力を漂わせる街である
高橋 薫子

QUA CHANNEL

「オーストラリアの建築家登録制度をめぐって」

QUA INFORMATION

・米国の建築家登録試験のコンピュータ化を調査
・NCARBとの相互協力協定に署名
・インテリアプランナー試験制度が変わりました
・「人にやさしい建築・住宅推進協議会」のインターネットホームページを平成9年3月31日に開設いたしました

表紙の言葉

安野光雅が描くヨーロッパの風景
フランス・パリ郊外

1997 Winter NO.2 (1997年2月発行)

掲載内容

清順散歩

鈴木清順がヨコハマの街に横浜を訪ねて

INTERVIEW/建築人登場

人間が快適に暮らしていける広がりのある環境デザインをしていきたい
仙田 満さん

ドラマの中の建築物

「あしたのジョー」の町
泉 麻人

My Favorite Place

音楽とひたすら向かい合ったフライブルクは「青春の町」

QUA CHANNEL

「EC統合と英国建築界の変化」

QUA INFORMATION

・データで見る平成8年一級・二級・木造建築士試験合格者及び建築設備士試験合格者発表について
・ホームページからの資格の試験情報発信中
・インテリアプランナー制度が平成9年度から変わります。

表紙の言葉

安野光雅が描くヨーロッパの風景
オランダ・アムステルダム

1996 Autumn NO.1 (1996年11月発行)

掲載内容

清順散歩

鈴木清順が下町を行く

INTERVIEW/建築人登場

プランニングのモットーは自由に気持ち良くいられること。私にとって気持ちのいいことは他の人にとっても気持ちいいはずですから・・・
藤江 和子さん

ドラマの中の建築物

少年ジェットの給水塔
泉 麻人

My Favorite Place

モントルーは心惹かれる懐かしい町
前橋 汀子

QUA CHANNEL

「北米3カ国における建築家資格の相互認証とメキシコの建築技術者制度」

QUA INFORMATION

・インテリアプランニング賞'96発表
・第6回建築家の登録に関する国際会議
・建築教育センターがインターネットにホームページを11月1日より開設いたしました。

表紙の言葉

安野光雅が描くヨーロッパの風景
オランダ・アムステルダム

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