QUA18号「QUA INFORMATION」
「QUA クウェイ」NO.18(2001年2月発行)より
目次
データで見る平成12年一級・二級・木造建築士試験、建築設備士試験及び平成12年度インテリアプランナー「一次試験(学科)」の合格者の発表について
平成13年インテリアプランナー更新講習・更新の登録(再登録)のご案内
『APECエンジニアStructural分野(建築構造)』の受付状況について
データで見る平成12年一級・二級・木造建築士試験、建築設備士試験及び平成12年度インテリアプランナー「一次試験(学科)」の合格者の発表について
標記試験の合格者の発表が行われました。それぞれの試験結果と合格者の主な属性をご紹介します。
一級建築士試験
平成12年の一級建築士試験は、受験者数62,168人、そのうち合格者7,073人、合格率11.4%でした。合格者の属性でみると、職務内容別では、建築設計の割合が43.1%と高く、次いで施工・現場管理が28.5%となっています。男女別では、女性の割合が16.6%と昨年より1.9ポイント低くなっています。また年齢別では、29才以下の方の割合が5割以上を占めています。
二級建築士試験
平成12年の二級建築士試験は、受験者数54,791人、そのうち合格者13,179人、合格率24.1%でした。合格者の属性でみると、職務内容別では、施工・現場管理の割合が31.2%と高く、次いで建築設計が27.1%、技能労務(大工等)が15.9%となっています。年齢別では、29才以下の方の割合が7割以上を占めています。
木造建築士試験
平成12年の木造建築士試験は、受験者数937人、そのうち合格者356人、合格率38.0%であり、昨年と比べると合格率が7.3ポイント低くなっています。合格者の属性でみると、職務内容では、その他の割合が74.9%と高く、次いで技能労務(大工等)が8.5%となっています。男女別では、女性の割合が21.9%と昨年より1.8ポイント高くなっています。年齢別では24才以下の方の割合が8割以上を占め、合格者の平均年齢は23.6才となっています。
建築設備士試験
平成12年の建築設備士試験は、受験者数2,323人、そのうち合格者486人、合格率20.9%でした。合格者の属性でみると、職務内容別では、設計が5割以上を占めており、次いで施工管理が多い結果となっています。職種別では、空調設備関連が5割以上を占めています。年齢別では、30~34才が4割以上で最も多く、20才代及び50才以上は少ない結果となっています。
インテリアプランナー「一次試験(学科)」
平成12年度のインテリアプランナー試験の一次試験(学科)は、受験者数769人、そのうち合格者474人、合格率61.6%でした。
なお、平成13年1月21日に実施した二次試験(設計製図)の合格者の発表は、平成13年3月1日頃に行う予定です。
(参考 平成11年度の最終結果は、実受験者数:1,123人、合格者数:243人、合格率:21.6%)
平成13年インテリアプランナー更新講習・更新の登録(再登録)のご案内
- インテリアプランナー制度は、「建築設計等関連業務に関する知識及び技術の審査・証明事業認定規程」(平成6年3月23日建設省告示第918号)に基づき、国土交通大臣が認定する事業として、(財)建築技術教育普及センターが実施しておりますが、平成12年度末までに、この制度の大臣認定の根拠である告示は廃止される見込みとなっております。
これは、行政改革の一環として、平成8年9月20日に閣議決定された「公益法人に対する検査等の委託等に関する基準」において、インテリアプランナー制度等の公益法人が行う検査等の推薦・認定等については、法令に基づくものに限定され、各官庁の行う法令等に基づかない推薦等について平成12年度末までに見直すこととされていることによるものです。
このため、平成13年度からは、インテリアプランナー制度を当センター独自の資格制度として継承し、現在の制度の骨格をそのまま引き継いで実施していくこととしております。
したがって、本年の更新講習を修了し、更新の登録(再登録)を受けた方は、当センター独自の制度に基づくインテリアプランナーとして登録されることとなります。 - インテリアプランナーの登録の有効期間は5年間で、登録者は、登録の有効期間満了前に当センターが実施する「更新講習」を修了し、「更新の登録」を受けなければ登録が抹消されます。
- 平成12年の「更新講習」を修了せず登録の有効期間(平成12年9月30日)が満了したことにより登録が抹消された方は、平成13年の「更新講習」を修了し、「再登録」の申請を行った場合には、再登録を受けることができます。
- 更新講習の実施方式には、会場で講習を受講する「講義方式」と、各自が自宅等でテキストにより学習を行う「自習方式」があります。更新講習の対象となる方々の都合に応じて、2種類の方式のうちから1つを選択することができます。
I.受講対象者
- 平成13年の「更新講習」及び「更新の登録(再登録)」については、次の方が対象となります。
(1)平成7年度試験に合格し、登録を受けた方(登録の有効期間 平成13年9月30日まで)
(2)平成8年の更新講習を修了し更新の登録を受けた方(登録の有効期間 平成13年9月30日まで)
(なお、平成8年の更新講習の対象者で「再登録」を受けた方(登録の有効期間 平成13年9月30日まで)も対象になります。)
(3)平成12年の更新講習の対象者で、更新講習を修了されなかった方(登録の有効期間 平成12年9月30日まで)
(1)と(2)に該当する方は、登録の有効期間満了前に当センターが実施する「更新講習」を修了し、申請を行い、欠格事由に該当しなければ、「更新の登録」を受けることができます。
(3)に該当する方は、平成13年の「更新講習」を修了し、申請を行い、欠格事由に該当しなければ、再登録を受けることができます。 - インテリアプランナー資格を更新するためには、便宜上、「更新講習申込」と「更新の登録(再登録)申請」を同時に行うこととしています。
II.スケジュール等
(1)申込書の受付
ア.受付期間 平成13年2月1日(木曜)~2月28日(水曜)
イ.受付場所 (財)建築技術教育普及センター本部
ウ.申込方法 上記受付場所へ、当センター指定の封筒を使用し、簡易書留郵便により送付して下さい。
(2)手数料合計 29,400円(うち消費税額1,400円)
手数料の内訳:更新講習受講手数料18,900円(うち消費税額900円)
更新の登録(再登録)手数料10,500円(うち消費税額500円)
(3)受講票等の発送
講義方式の場合:平成13年4月上旬、自習方式の場合:平成13年4月中旬
(4)「講義方式」の講習地・講習会場・講習日
講習地 | 講習会場 | 5月 | |||||
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8日(火曜) | 9日(水曜) | 11日(金曜) | 12日(土曜) | 22日(火曜) | 24日(木曜) | ||
札幌市 | 北海道第二水産ビル | ● | |||||
仙台市 | 宮城県建設産業会館 | ● | |||||
東京都 | ニッショーホール (日本消防会館) |
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名古屋市 | 名古屋明治生命ホール (明治生命名古屋ビル) |
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大阪市 | 大阪国際交流センター | ● | |||||
広島市 | 広島厚生年金会館 | ● | |||||
福岡市 | 九州ビル | ● |
なお、詳細についてはこちらをご覧下さい。
『APECエンジニアStructural分野(建築構造)』の受付状況について
APECエンジニア・プロジェクトに係る動きについては、予てから当センター機関誌「QUA」中の「QUA CHANNEL」等においてご紹介しておりますが、この度第1回目の審査申請書類の受付を昨年11月20日から12月20日まで1ヶ月間にわたり行ない、現在すでに審査が始まっております。応募状況及びスケジュール等は、以下のとおりです。
応募状況
審査申請受付数=443件
スケジュール
書類審査 ――― 2月上旬まで
面接審査 ――― 2月13日から20日頃まで
合否発表 ――― 3月中旬
登録受付 ――― 合格発表時から3ヶ月間(詳細は合格者にご案内いたします)
なお、来年度のスケジュールは確定しておりませんが、近々ご案内できるかと思います。その際は、当センター機関誌「QUA」中の「QUA Information」や当ホームぺージ等でお知らせいたします。
