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公益財団法人 建築技術教育普及センター
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インテリアプランニング賞2006 審査結果

 財団法人建築技術教育普及センターにおいては、優れた建築物のインテリアスペースをデザインした作品を表彰することにより、インテリアの重要性を広く社会に訴え、その質的向上に資することを目的として、インテリアプランナー等を対象に、インテリアプランニング賞2006を実施いたしました。

目次

1 応募要領(抜粋)

(1)主催/
 財団法人建築技術教育普及センター
(2)後援/
 国土交通省、住宅金融公庫、独立行政法人都市再生機構、有限責任中間法人日本インテリアプランナー協会協議会
(3)応募受付期間/
 2006年4月1日(土曜)~4月20日(木曜)まで
(4)応募図書/
 作品概要書:所定用紙(表裏) 1枚
 作品説明図:A1判 1枚 横使い
(5)審査委員 (敬称略、五十音順)
委員長/
 鬼頭 梓(鬼頭梓建築設計事務所代表)
委員/
 和泉 洋人(国土交通省大臣官房審議官)
 河野 進(株式会社河野進設計事務所代表取締役)
 深尾 精一(首都大学東京教授)
 村口 峽子(駒沢女子大学教授 / 村口峽子デザイン事務所・DUO)
 山本 棟子(インテリアデザイナー)
 片山 正夫(財団法人建築技術教育普及センター理事長)
専門委員/
 木下 庸子(設計組織ADH共同主宰 / UR都市機構都市デザインチーム チームリーダー)
 近藤 康夫(九州大学大学院教授)
 高橋 晶子(武蔵野美術大学教授 / ワークステ-ション共同主宰)
 平倉 直子(有限会社平倉直子建築設計事務所取締役)

2 応募・審査概況

 2006年1月に応募要領の配布等を行い、グループを含め193名の方々から247作品が寄せられました。審査は、提出図書に基づく入賞及び入選候補作品の選出と、その後の現地確認により、各賞及び入選が決定されました。なお、京都迎賓館(作品名:建築・庭園・調度品がつなぐ「もてなし」の空間)については、特別賞とされました。

3 審査の総評

 インテリアプランニング賞2006の選考会は選考委員各位の並々ならぬ情熱に支えられて、今回もすぐれた作品を選出することができました。隔年の審査会では毎回のように、インテリアプランニング賞はどうあるべきか、すぐれたインテリアとは一体何なのか、一番基本の所から議論が繰り返されてきました。それぞれに独自の思想と感性を持ち、仕事の分野も建築とインテリアの両域から選ばれた審査委員にとって、問題は基本的であり乍らいつも新鮮で、時に平行線を辿りながら熱心な議論が繰り返されてきました。こうして回を重ねるうちに、私の中ではようやく論点が収斂してきたように思います。「建築的な構成による豊かな室内空間の創出に重ねて、日常の生活や活動の中で直接人間の五感に訴えてくるすべての要素がどう人間と向き合おうとするのか、その想いの深さがあいまって、はじめて人間に訴えるすぐれたインテリアとなるのではないか。」と考えるようになりました。今回も審査を通じて改めてそう感じました。
 個々の作品については講評にゆずりますが、新築の建物で入賞された作品、特に上位の2作品は建築的な構成そのものが、既に人間への想いに貫かれていて、そこでの人ともの、人と人との関係がデザインを支配して、独創的なインテリアを生み出していました。又、古い建物の改装で入賞された作品は、それぞれが材料の選択や色や質感、そのしつらえに於いてすぐれているだけでなく、殆ど建築的と言ってもいい程の空間の再構成が巧みに行われていて、古い建物を全く新しく生き返らせていました。入賞者も、又惜しくも入選に留まった方々も、今後自信を以て研鑚に励まれ、一層深く人間への細やかな配慮にみちた作品を残されるよう、心から期待してやみません。
 今回は別途京都迎賓館に特別賞が贈られることとなりました。この迎賓館の様な国家的な造営でなくては中々なし得ない広範な伝統的技能の継承を積極的に図られ、それをインテリアの中心的主題とされた意義を高く評価した結果であります。

審査委員長 鬼頭 梓

4 入賞作品(7作品)

「講評」をクリックすると講評がご覧になれます。また、「写真」をクリックすると大きいサイズの作品がご覧になれます。

(1)国土交通大臣賞

Seamless Spaceの紹介画像

(2)財団法人建築技術教育普及センター理事長賞

C-1(シーワン)の紹介画像

(3)優秀賞 5点

打ち捨てられた躯体からの都市住宅リノベーションの紹介画像

相対的なプライバシーの紹介画像

プロダクト・インテリア・建築の境界を越えての紹介画像

東川口の家の紹介画像

再生されたJ・コンドルゆかりの木造洋館の紹介画像

5入選作品(11作品)

6 特別賞(1作品)

「講評」をクリックすると講評がご覧になれます。また、「写真」をクリックすると大きいサイズの作品がご覧になれます。

建築・庭園・調度品がつなぐ「もてなし」の空間の紹介画像

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インテリアプランニング賞 審査結果(2000~2006)

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