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公益財団法人 建築技術教育普及センター
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作品名:相対的なプライバシー 講評

作品名と受賞者名の画像

<講評>

 「少ない表現要素で必要条件(機能・構造・空間性)を満たす」基本的なことに忠実に応えつつ、ハウスメーカーの斬新な接客スペースを創出しています。
 視界制御フィルムという素材と向き合い、その性質を見極めながら最大の効果を上げるべく、他の素材や形(曲面ガラス)納まりを慎重に選んでいます。円弧を幾つか重ねることで、魔法のようなフィルムの効果は更に様々な様相を呈し、人の居場所を整えながら、新しい住空間のイメージにも繋がるかもしれません。

(平倉 直子)

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