このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
公益財団法人 建築技術教育普及センター
  • English
  • サイトマップ

本文ここから

インテリアプランニング賞2000 審査結果

 (財)建築技術教育普及センターにおいては、建築物の優れたインテリア(完成されたもの)の設計者を表彰することを通じて、インテリアの質の向上に資することを目的に、インテリアプランナー等を対象に、インテリアプランニング賞2000を実施しました。

募集概要

(1)応募受付期間/
 2000年4月1日(土曜)~4月20日(木曜)まで

(2)主催/
 (財)建築技術教育普及センター

(3)後援/
 建設省、住宅金融公庫、都市基盤整備公団

(4)審査委員/
委員長/
 鬼頭 梓((有)鬼頭梓建築設計事務所代表取締役)
委員/
 河野 進((株)河野進設計事務所代表取締役)
 松野 仁(建設省大臣官房審議官)
 光藤 俊夫(昭和女子大学教授)
 山田 初江(林・山田・中原設計同人代表取締役)
 山本 棟子((有)山本棟子デザイン研究室代表取締役)
 片山 正夫((財)建築技術教育普及センター理事長)
専門委員/
 高橋 晶子((有)ワークステーション代表取締役)
 深尾 精一(東京都立大学大学院教授)
 村口 峽子(村口峽子デザイン事務所代表)
 湯本 長伯(APPI建築計画研究所所長)

2 応募結果

 応募者数(グループを含む) 134名

 応募点数 148点

3 受賞作品及び受賞者について

(1)建設大臣賞

朱い壁の紹介画像

(2)(財)建築技術教育普及センター理事長賞

古き良き倉庫と共生する地域図書館の紹介画像

(3)優秀賞 5点

VAJRA FACTORYの紹介画像

次世代のインテリアの紹介画像

LIGHT FOR ALLの紹介画像

沖縄グスク:子どもの城の紹介画像

ピピア庵(Pipia‐An)の紹介画像

審査の総評

第6回に当たる今回のインテリアプランニング賞2000には、134名による148点の応募があった。これは過去の応募状況に比べて人数で第1位、作品数で第2位であり、内容も水準の高いすぐれたものが多く見られた。これはこの賞の目的がその成果をあげつつある証左と思われ、改めて責任の大きさを痛感しながら審査に当たらせて戴いた。

第1回の審査は専門委員の方々により全作品のランク分けが行われ、Aランク50点、Bランク46点、Cランク52点となった。それをうけて第2回の全員による審査委員会を開催し主としてAランク作品を対象とし、それにBランクの中から委員の推薦があったものも対象に加えるものとして審査を行い、投票と討議の結果14点が選ばれた。その14作品について審査委員が分担して現地確認に当たり、その報告に基づいて第3回の審査委員会が持たれた。

審査委員は、熱心な討議を行い、投票の結果、建設大臣賞1点、(財)建築技術教育普及センター理事長賞1点、優秀賞5点を決定した。今回特に目についたのは、古い建物の再生や模様替えが多かった事である。入賞7作品中4点がそうであり、特に大臣賞、理事長賞に輝いた2作品は、古い建物に見事に新しい生命を吹き込み、そこに素晴らしいインテリアの世界を創り出していた。今建物の寿命の長期化が大きな課題とされている時、この意義は極めて大きい。インテリアプランナーの仕事の領域が大きく拡がりつつあるのであり、日本にもようやく見るべきリノベーションの世界が拓かれて来たことを高く評価し、心からの声援を送りたいと思う。

今一つ強く感じたのは、いくつかの作品にバリアフリー、あるいはユニバーサルデザインへの真剣な取りくみが見られたことである。建物の長寿化と言いユニバーサルデザインと言い、今後のデザインの大きな指標を見た思いであり、一層の精進と活躍を期待してやまない。

審査委員長 鬼頭 梓((有)鬼頭梓建築設計事務所代表取締役)

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Reader(旧Adobe Acrobat Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Reader (新規ウインドウで開きます。)Adobe Readerのダウンロードへ

本文ここまで

サブナビゲーションここから

インテリアプランニング賞 審査結果(2000~2006)

サブナビゲーションここまで

以下フッターです。

公益財団法人 建築技術教育普及センター

Copyright © The Japan Architectural Education and Information Center All Rights Reserved.
フッターここまでページの先頭へ