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公益財団法人 建築技術教育普及センター
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インテリアプランニング賞2002 審査結果

 財団法人建築技術教育普及センターにおいては、優れた建築物のインテリアスペースをデザインした作品を表彰することにより、インテリアの重要性を広く社会に訴え、その質的向上に資することを目的として、インテリアプランナー等を対象に、インテリアプランニング賞2002を実施しました。

募集概要

(1)応募受付期間/
 2002年4月1日(月曜)~4月22日(月曜)まで

(2)主催/
 財団法人建築技術教育普及センター

(3)後援/
 国土交通省、住宅金融公庫、都市基盤整備公団、日本インテリアプランナー協会協議会

(4)審査委員/
委員長/
 鬼頭 梓(有限会社鬼頭梓建築設計事務所代表取締役)
委員/
 河野 進(株式会社河野進設計事務所代表取締役)
 松野 仁(国土交通省住宅局長)
 光藤 俊夫(昭和女子大学教授)
 山田 初江(設計同人代表)
 山本 棟子(有限会社山本棟子デザイン研究室代表取締役)
 片山 正夫(財団法人建築技術教育普及センター理事長)
専門委員/
 高橋 晶子(有限会社ワークステーション代表取締役)
 深尾 精一(東京都立大学大学院教授)
 村口 峽子(駒澤女子大学教授)
 湯本 長伯(九州芸術工科大学教授)

2 応募結果

 応募者数(グループを含む) 115名

 応募点数 124点

3 受賞作品及び受賞者について

(1)国土交通大臣賞

“愛しみ”の気持ちを醸成する空間の紹介画像

(2)財団法人建築技術教育普及センター理事長賞

〔Palette〕/光と水と緑と風の戯れるサニタリースペースの紹介画像

(3)優秀賞 5点

避暑地の小さなホテルの紹介画像

住まいとしてのオフィスの紹介画像

数奇屋金田中-ハイブリッド数奇屋の試み-の紹介画像

403号室の紹介画像

きれいは元気の紹介画像

審査の総評

今回の124点の応募作品の中から厳選され、見事栄冠を勝ちとられた入賞者の方々に、心からのお礼いを申し上げます。
入賞作品はすべて個性的な輝きを持つ優れた作品です。その個々についてはそれぞれの審査評に譲りますが、全体として見た時、打ち続く不況の中で、いやそれ以上に世界全体が大きな不安に包まれている中で、それぞれの作者がそれぞれに想いを込めて、私たちの身のまわりに豊かな心安まる空間を創ろうと懸命に模索を続けておられる、そう思われました。人間のすべてを包み込み、その人間の五感のすべてに働きかけるインテリア空間のありようへの追求が、やがて建築を変える大きな契機となる、と考えている私にとって、今回の入賞作品は半ばもどかしいとは言いながら、半ば期待を懐かせるに十分なものでした。一層のご研鑚を願ってやみません。
五感に働きかけると言いましたが、インテリアというものは、実際にその空間に自分の身をおいてみるのでなければ、到底わかるものではありません。今回の審査を通じて、このごく当たり前のことを、また改めて痛感することとなりました。応募作品をすべて見て歩くなどということは勿論不可能ですから、最初の審査は書類で行なわれます。提出された写真のコピーと若干の説明文を頼りに、想像力をたくましく働かせ白熱した議論を闘わせて124点から14点を選んだのですが、現地に行ってみれば、そのいくつかは写真よりはるかに素晴らしく、そしてそのいくつかは、写真には遠く及ばないものでした。所詮写真ですべてを表現することは出来ないとしても、せめて空間のしつらえや形や色、光や影の具合など、出来るだけ正直にリアルに表現して戴きたい、と願わずにいられません。
審査の方法に改善の余地があるとすれば検討しなければなりませんが、先ずは応募される方々に、このことを強く要望して次回に期待する次第です。

審査委員長 鬼頭 梓

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