APECアーキテクトとは
APECアーキテクトとは、参加エコノミーにおいてアーキテクトとして登録/免許付与されている、あるいはその他の方法で専門的に認定されている者で、各参加エコノミーが管理するAPECアーキテクト登録簿に登録されている者を言います。APECアーキテクトは、ホストエコノミーの専門家としての行動規範に従って公衆の健康、安全、福祉を確保することが義務付けられています。
中央評議会が採用するAPECアーキテクトの登録基準、および「APECアーキテクト」の称号の使用にあたっては、それぞれのホームエコノミーで行われている教育・実務訓練、及び専門的な建築サービスを提供する資格を持ったアーキテクトであるという審査について、内容と手続きの共通性を確認することを前提としています。具体的には以下の通り:
- 建築の教育プログラムに係る認可・認定の手続き;
- 特定の要件も含め、卒業後の実務経験の最低期間;
- 正式な専門家認定に必要な登録、免許又はその他の要件の履行;
- 特定の要件も含め、登録/免許付与されているアーキテクトとしての専門的な実務経験の最低期間。
これらの要件を満たしていると中央評議会が見なしたアーキテクトは、APECアーキテクトとしての登録資格を有します。APECアーキテクトとして登録を認められた者は、ホームエコノミーが課す義務に従い、専門的能力を維持し、専門家としての行動規範を遵守しなければなりません。ホストエコノミーは、そのエコノミーで実務を行うAPECアーキテクトの認定にあたって特別な要件を課すことができるが、このような要件は、十分な透明性がなくてはなりません。