作品名:ピピア庵(Pipia‐An)
<講評>
撮影/新建築写真部
公共施設の屋上庭園の中に計画された茶室。確立した伝統様式ではない、茶の美学と精神を受け継ぐ現代の茶室を目指したものである。
ガラスと金属という工業材料を使いながらそのテクスチュアと形状は多岐にわたり、柔らかい光りのなか素材独特の表情を見せながら静かに響き合って、小空間は一種独特の非日常的な質を獲得している。個性が強い作品が、公共空間で完成度高く実現したことも評価したい。
(高橋晶子)

撮影/新建築写真部
公共施設の屋上庭園の中に計画された茶室。確立した伝統様式ではない、茶の美学と精神を受け継ぐ現代の茶室を目指したものである。
ガラスと金属という工業材料を使いながらそのテクスチュアと形状は多岐にわたり、柔らかい光りのなか素材独特の表情を見せながら静かに響き合って、小空間は一種独特の非日常的な質を獲得している。個性が強い作品が、公共空間で完成度高く実現したことも評価したい。
(高橋晶子)