作品名:次世代のインテリア
<講評>
住宅街の中に建つ、2階建倉庫の1階を改修して作った、オフィスとギャラリーの併用施設である。台形の空間の中央に長方形の白い床を置き、3方に水を流して床を浮かべた表現をとっている。床の廻りに乳白のポリカーボネートの可動間仕切を巡らし、多様な変化と演出を可能にしている。水に反射した光が壁や天井に模様とゆらぎを作り、落し口から聞こえる絶え間ない水音が、不思議に気持ちを落着かせる。自然を大胆に室内に取り入れるという意図は、充分な効果を上げている。
(河野進)

住宅街の中に建つ、2階建倉庫の1階を改修して作った、オフィスとギャラリーの併用施設である。台形の空間の中央に長方形の白い床を置き、3方に水を流して床を浮かべた表現をとっている。床の廻りに乳白のポリカーボネートの可動間仕切を巡らし、多様な変化と演出を可能にしている。水に反射した光が壁や天井に模様とゆらぎを作り、落し口から聞こえる絶え間ない水音が、不思議に気持ちを落着かせる。自然を大胆に室内に取り入れるという意図は、充分な効果を上げている。
(河野進)