令和6年木造建築士試験「設計製図の試験」の課題を公表しました
令和6年6月12日
公益財団法人建築技術教育普及センター
令和6年10月13日(日曜)に実施される令和6年木造建築士試験「設計製図の試験」の課題を公表しましたので、下記のとおりお知らせします。なお、木造建築士試験は、建築士法第13条及び第15条の6の規定に基づいて、全国47都道府県の指定試験機関である公益財団法人建築技術教育普及センター(理事長 井上勝徳)が実施しているものです。
記
令和6年木造建築士試験「設計製図の試験」の課題
課題名
要求図書
〇必須
- 1階平面図兼配置図[縮尺1/100]
- 2階平面図[縮尺1/100]
- 2階床伏図兼1階小屋伏図[縮尺1/100]
- 2階小屋伏図[縮尺1/100]
- 軸組図[縮尺1/100]
- 主要構造部材表(木拾い書)
〇選択(次のいずれか一つを試験時に選択する。)
- 柱杖図[縮尺1/10]
- 矩計図[縮尺1/20]
(注)答案用紙には、1目盛が9.1ミリメートルの方眼が与えられている。ただし、柱杖図については30.3ミリメートルごとに目盛りが与えられ、矩計図については10ミリメートルの方眼が与えられている。
留意事項
- 1階平面図兼配置図及び2階平面図については、柱、壁、耐力壁の配置、寸法も含めた図面を作成するものとする。(※)
- 1階の和室は、真壁構造とする。
- 耐力壁については、筋かいにより構成するものとし、量とバランスを考慮して片筋かい・たすき掛けの配置計画を行い、平面図に凡例の表示記号に従って記入する。
- 柱杖図には、次のものを記入する。
(1)柱杖
(2)貫を含む主要部材の合印
(3)床高、天井高、軒高、開口部の内法高
(4)胴差・軒桁のせい
(5)G.L.(地盤面)から土台下端までの高さ、G.L.(地盤面)から軒桁上端までの高さ
- 矩計図における外壁の仕上げについては、試験問題において指定した仕様により行うものとする。
※昨年からの変更点
注意事項
試験問題を十分に読んだうえで、「設計製図の試験」に臨むようにしてください。
なお、設計与条件に対して解答内容が不十分な場合には、「設計条件・要求図書に対する重大な不適合」と判断されます。
参考