作品名:再生されたJ・コンドルゆかりの木造洋館 講評
<講評>
階段手摺や扉などにコンドル設計の「旧東京帝室博物館」払い下げ内装部材が使われた、築約80年の建物をレストランに再生したものである。建築的価値ある建物であるが気負うことなくコンドルスタイルの味付けを生かし、設計者独自の空間を創造している。出来るだけ元の形や色を再現してある部分と、現在の機能にあった素材や形を使ったところなどのバランスが良い。商業空間であるが抑揚の効いた、年月が息づく心地よい空間となっている。
(村口 峽子)

階段手摺や扉などにコンドル設計の「旧東京帝室博物館」払い下げ内装部材が使われた、築約80年の建物をレストランに再生したものである。建築的価値ある建物であるが気負うことなくコンドルスタイルの味付けを生かし、設計者独自の空間を創造している。出来るだけ元の形や色を再現してある部分と、現在の機能にあった素材や形を使ったところなどのバランスが良い。商業空間であるが抑揚の効いた、年月が息づく心地よい空間となっている。
(村口 峽子)