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公益財団法人 建築技術教育普及センター
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作品名:打ち捨てられた躯体からの都市住宅リノベーション 講評

作品名と受賞者名の画像

<講評>

 工事中に施工会社が倒産し躯体のまま放置されていた建物を、8戸から3戸の集合住宅に仕立て直した作品。構造を再検討し壁の一部を撤去するなどして、新たな広がりと繋がりを獲得している。オーナー住戸の内装は、RC打放しを主体に設計者が「ループ」と呼ぶ、床、壁、天井を同一の素材で帯状につないだ仕上げが施されている。メッキ鋼板、竹集成材、デニム生地などが使用目的に応じて選択され、独自の雰囲気を作り出している。打ち捨てられた躯体を買取った建築主の慧眼と、その夢を見事な住宅に仕上げた設計者の力量が光る。

(河野 進)

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