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公益財団法人 建築技術教育普及センター
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講演会「高齢期を活き活きと過ごすために~安心・安全・安らぎの家~」

1.普及事業の名称 講演会「高齢期を活き活きと過ごすために~安心・安全・安らぎの家~」
2.事業の概要
(実施期間/会場/講師等)

平成27年度に助成事業として採択され3月31日付けで発行することができた、市民向け小冊子「安心・安全・安らぎの家」を広く市民に知ってもらい、高齢者のための住まいの配慮事項の重要性が社会に浸透することを目的に講演会を企画。3回とも全て一般市民を対象に広く募集した。
1回目
開催日:平成29年1月21日(土曜)
場所:TOTOクニカルセンター大阪2階プレゼンテーションルーム
講師:小冊子「安心・安全・安らぎの家」制作メンバー
内容
前半:小冊子「安心・安全・安らぎの家」の解説
後半:高齢者施設仕様の設備を中心にTOTOショールーム内見学
2回目
開催日:平成29年2月25日(土曜)
場所:グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル5階
講師:小冊子「安心・安全・安らぎの家」制作メンバー&近畿大学建築学部建築学科 岩前篤教授
内容
前半:小冊子「安心・安全・安らぎの家」の解説
後半:住環境が健康に及ぼす影響についての講演
3回目
開催日:平成29年3月11日(土曜)
場所:大阪ガスショールーム ハグミュージアム3F会議室
講師:小冊子「安心・安全・安らぎの家」制作メンバー
内容
前半:小冊子「安心・安全・安らぎの家」の解説
後半:断熱効果の体感を中心に大阪ガスショールーム内見学

3.事業の成果・効果
(対象者/参加者数/成果物等)

当初の企画では100~150名規模での開催を計画していたが、企画を進める中で参加者が自ら参加できて、何らかの成果を確実に持ち帰えることができるように、参加者全員へのスタッフによるフォローが可能であることを重視して、50名程度の規模で行う事に切り替えた。内容は単に冊子の紹介だけではなく、実際に高齢者の身体に優しい住環境を体感してもらうべく、1回目と3回目は当会賛助会員の協力により賛助企業のショールームで行った。また2回目は、小冊子の内容の裏付けとして、住環境と健康との関係を長年にわたり研究しておられる近畿大学の岩前篤教授に講演を依頼し、人が集まりやすい場所を会場に選んで開催。講演会に参加する留学生に向けて、英語版も用意し、国際社会に向けて活動の幅を広げる準備を整えた。
1回目:危ない我が家「安心・安全 安らぎのすまいとは」
開催日:平成29年1月21日(土曜)
場所:TOTOクニカルセンター大阪2階プレゼンテーションルーム
参加人数:53名
アンケート結果:回収42枚のうち「満足26」「やや満足13」
2回目:危ない我が家「ずーっと元気で暮らせるすまい」
開催日:平成29年2月25日(土曜)
場所:グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル5階
参加人数:72名
アンケート結果:回収52枚のうち「満足38」「やや満足12」
3回目:危ない我が家「安心・安全・安らぎの家」
開催日:平成29年3月11日(土曜)
場所:大阪ガスショールーム ハグミュージアム3F会議室
参加人数:30名
アンケート結果:回収19枚のうち「満足8」「やや満足8」
また、上記3回の講演会を行う前に下記のイベントに参加し、冊子のPRを兼ねて市民の意識収集を行い。企画を進める材料とした。
・渋谷高校 出前授業 5月21日(土曜)40分講座 高校生対象
・尼崎市「みんなのサマーセミナー」8月6日(土曜)50分講座 市民対象
・福島区ふれあいまつり 10月8日(祝)冊子紹介ブース出展 市民対象
地下鉄構内へのポスター掲示、公共施設に案内チラシの配架など、様々PR方法試みたが、朝日新聞に小冊子の紹介記事が掲載されたことが、多くの集客と関心を呼ぶことに最も効果があったと考える。講演会では小冊子の解説と合わせて、内容の補足となる企画を毎回違う内容で実施、中には3回通して参加された方もいた。さらに、若年層にも小冊子の内容を知ってもらう機会を持つこともできて、住環境整備の重要性やその方法ついての知識を、多くの年代に広めることができたと実感している。今回の事業が、超高齢社会の抱える問題解決に、少しでも寄与することがあればと望む。


資料1


資料2


資料3

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