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公益財団法人 建築技術教育普及センター
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親と子の都市と建築講座プログラム普及事業

1.事業の名称 親と子の都市と建築講座プログラム普及事業
2.事業の概要  子どもや市民など一般の人にワークショップによって建築・都市・環境の本質を理解してもらうためのプログラムについて紹介する本を執筆し、編集作業を行い印刷し発刊した。出版業界は厳しく、これまで本の出版ができないでいたが、今回の助成により多少の調整はあったが、カラー版で無事出版することができた。内容は、建築学会のそれぞれの分野の専門家に参加を得て企画立案し、実際に数回実施して改良を加えたプログラムである。ディベロッパーやハウスメーカーなどの商業的な販売戦略の広報ではない、優れた内容で、わかり易いプログラムの編集となっている。
 また、この本の存在と使い方を知ってもらい、ワークショップの担い手を育成し、全国的な規模での展開を意図し、最初の試みとして、関心のある建築士、学生、学芸員を対象とした講習会を開催した。

実施機関:
 建築学会子ども教育事業委員会と東京建築士会青年委員会との共催
会場:
 東京建築士会会議室(3月5日)、 建築会館会議室(3月12日中止)
実施日 :
 3月5日(土曜)13時30分~16時
 3月12日(土曜)東北太平洋沖地震のため中止
講師:
 プログラムの開発に関わった者が本を執筆しているので、執筆者の2人が中心になってプログラムの紹介をおこない、他のメンバーも協力してワークショップを実体験してもらう企画とした。
3.事業の成果・効果 対象者:
 カラーでチラシを10,000枚印刷した。配布は建築士会機関紙への同封と委員から配布した。開催が年度末にずれ込んでしまったことから、小中学校教師まで対象層を広げるには限界があった。
参加者:
 しかし、口コミもあり、参加者は学生など若い人から、退職者まで幅広い年齢層で、建築の専門家ばかりでなく、女性や子どもを対象とした事業を行っている人などさまざま参加者であった。ワークショップへの取組みに向けた導入とともに、新たなプログラム開発のノウハウなどの習得をめざした。当初は30人の参加者を想定したが,第1日目は、予定を超える参加者があり、中には家族での参加があり、40人近い人数となった。1回毎に内容を変えてプログラムを紹介したので、2回連続して講習会に申し込んだ人も数人あり、中止の回を含め継続的に実施を続けたい。
成果物:
 書籍「楽々建築・楽々都市“すまい・まち・地球”自分との関係を見つけるワークショップ」(技報堂出版)

 講習会の内容は好評で、お礼を言って帰る方もあった。参加者の中には、神奈川、埼玉などの近郊からの参加者があったこと。地方の建築士会と協力関係にある人も代表で参加しており、地方でも同様の講習会を開催してほしいとの強い要望があった。
 今後は、本でビジュアルに情報を伝えるとともに、ワークショップの導入や細かなノウハウを伝えつつ、普及活動を続ける必要を感じた。

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