二級建築士試験及び木造建築士試験の試験内容の見直しについて
平成23年12月1日
47都道府県
財団法人建築技術教育普及センター
47都道府県
財団法人建築技術教育普及センター
建築士法の改正(平成20年11月28日施行)を踏まえ、47都道府県及び都道府県指定試験機関である財団法人建築技術教育普及センターで検討を進めておりました二級建築士試験及び木造建築士試験の試験内容の見直しにつきまして、以下のようにとりまとめ、平成24年から実施することとなりましたのでご案内します。
なお、具体的な試験の実施内容については、平成24年3月上旬に都道府県から公告を行う予定です。
また、「設計製図の試験」の試験内容の見直しの具体的な内容については、今後試験委員会で検討し、課題の公表時(平成24年6月上旬)に公表する予定です。
[二級建築士試験]
○「学科の試験」
- 科目構成、科目ごとの出題数、試験時間及び五枝択一方式については、従来のとおりとし、難易度についても概ね従来の水準を維持するが、出題内容については、建築物の設計及び工事監理に関する技術の進歩・高度化、環境問題、社会構造の変化、法令の改正等を踏まえ、適宜、見直しを行う。
○「設計製図の試験」
- 建築物の設計全般に関する基本的な知識・能力等を確認するために、従来の設計課題における要求内容を概ね維持したうえで、例えば、
ポイントとなる主要室等の床面積、計画等について設計の自由度を高めた条件設定(床面積等の条件を「適宜」とする等)とする。
主要な室等の計画の要点(工夫した事項や設計意図)等について記述する内容を付加した出題とする。
要求図書の矩計図については、設計課題に応じて、切断位置の指定について変化をもたせたり、矩計図に替えて断面図を要求したりする。 - これらの見直しに当たっては、受験者に過度の負担を強いることのないようにする観点から、できるだけシンプルな建築物又は一般的な建築物の設計課題とする。
- 上記の見直しに伴い、試験時間については、従来の4時間30分を30分延長して、5時間とする。
見直しのイメージ(平成23年試験問題を例にした場合) (PDF・371KB)
[木造建築士試験]
○「学科の試験」
- 科目構成、科目ごとの出題数、試験時間及び五枝択一方式については、従来のとおりとし、難易度についても概ね従来の水準を維持するが、出題内容については、建築物の設計及び工事監理に関する技術の進歩・高度化、環境問題、社会構造の変化、法令の改正等を踏まえ、適宜、見直しを行う。
○「設計製図の試験」
- 小規模の木造建築物の設計全般に関する基本的な知識・能力等を確認するために、従来の設計課題における要求内容を概ね維持したうえで、例えば、
構造計画及び架構計画について、さらに実務に即した内容を詳細に理解しているかどうかを確認するために軸組図や2階小屋伏図等を作図する内容を付加した出題とする。
要求図書の柱杖図については、従来はあらかじめ与えていた柱杖を、受験者自らが作図することに改め、凡例に従って合印及び所定の寸法を作図する出題形式とする。また、従来の寸法に加えて、新たに床高、軒高等を要求する。 - これらの見直しに当たっては、受験者に過度の負担を強いることのないようにする観点から、小規模で、かつ、できるだけシンプルな建築物の設計課題とする。
- 上記の見直しに伴い、試験時間については、従来の4時間30分を30分延長して、5時間とする。
見直しのイメージ(平成23年試験問題を例にした場合) (PDF・707KB)
